『文史通義』研究

班長 古勝 隆一

章学誠(1738–1801)『文史通義』は、中国文明における文献と史学の意味を根本からとらえ直す偉大な著作であり、文献実証主義的を越えて、さまざまな方法論に基づく読みが可能な文献である。

本書の遠大なる構想を解明するため、文献学・史学・文学・思想史など、多角的な面から検討を加える会読を行う。本研究班ではこの『文史通義』内篇に詳細な訳注を加え、本書を十全に読解することを目的とする(外篇については、内容の選定が難しいことと、分量的な問題を考慮して、この研究計画では訳注を行わない)。訳注稿は『東方学報』京都に分載する予定である。

班員
井波陵一、岩井茂樹、永田知之、藤井律之、土口史記、小林隆道