漢簡語彙辞典の出版

班長 冨谷 至

漢簡語彙辞典の出版
漢簡語彙辞典

本研究班の目的、および達成すべき成果は、『漢簡語彙辞典』を編纂し、出版することである。出版社(岩波書店)はすでに決定しており、2013年度内に出すことになっている。

辞書の内容は、居延漢簡、敦煌漢簡の語彙を網羅し、意味、文献史料の用例、簡牘資料の用例をあげる。簡牘、とくに居延漢簡、敦煌漢簡の研究において、第一線で活躍する研究者が集まり、人文研の伝統的な会読の方法をもってすすめた成果として、この漢簡辞典は、斯界に計り知れない貢献をすること間違いない。

なお、本研究班は冨谷が主催する最後の研究班でもあり、この辞書の完成でもって、京都大学人文科学研究所が担ってきた簡牘研究の区切りとし、次の世代のさらなる発展継承を期したい。

本研究班の共同研究員は、すべて公募とする。応募者のなかから、居延・敦煌簡牘について相応の知識を有する研究者を選考・審査して決定する。また、本務校の臨時の公務を除き、毎週の出席を前提とする。

所内班員
井波 陵一、宮宅  潔、藤井 律之、土口 史記