安藤 房枝 助教 – Assistant Professor ANDO, Fusae

安藤 房枝

■ 学位
修士[文学](名古屋大学)
■専門分野
東洋美術史
■研究テーマ
中国北魏時代の仏教石窟寺院
■主たる講義科目
なし

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中国北魏時代の仏教石窟寺院

中国北魏時代には、皇室の主導により雲岡・龍門といった大規模石窟が開鑿され、国家権力と結びついた仏教石窟寺院の造営が大きな盛り上がりをみせた。
一方、近年の地方石窟寺院研究の著しい進展により、仏教造像の地域的特徴が明らかになりつつあり、雲岡から龍門へという図式だけでは捉えきれない多様性も指摘されている。

本研究は、北魏皇室による石窟造営活動を主軸に据えつつ、中央と地方の影響関係の中に地方石窟寺院を位置づけ、華北一帯の仏教石窟寺院の体系的な把握を目指すものである。研究においては様式論・図像学といった美術史学の方法論に基づき、編年の再検討や図像プログラムの総合的解釈を行い、その結果を踏まえて石窟造営の思想的背景や歴史的意義にも言及したい。