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■ 学位 |
古代インドにおいて約一千年にわたって成立したヴェーダ文献を主資料として、各種の古代インド家庭儀礼の構造と発展を文献学的に解明し、インド文明史の源流の一端を明らかにすることをめざす。家庭儀礼の範疇に属する諸儀礼は、資料がヴェーダ新層からポスト・ヴェーダ時代の文献に集中しているが、これらを詳細に解析記述する作業を積み重ねるとともに、ヴェーダ初期および中期の文献に散見される断片的資料をも掘り起こすことによって、古代インドにおける諸家庭儀礼の原型とその発達・変遷をたどる。一方で、現代インドで行われている家庭儀礼の実態に注意を払い、古代ヴェーダ家庭儀礼との連続性および非連続性についても考察する。