宮 紀子 助教 – Assistant Professor MIYA, Noriko

宮 紀子

■ 学位
博士[文学](京都大学)
■専門分野
中国文学
■研究テーマ
モンゴル時代の政治と文化
■主たる講義科目
なし

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東西資料によるモンゴル時代の文化交流と諸制度の研究

モンゴル時代は、漢文化が徹底的に破壊された暗黒時代と捉えられてきた。しかし、 実際には、朝廷の現職の高官達によって、全国に儒学教育の普及がはかられ、 官民共同の出版が、特に14世紀の江南において、爆発的な展開をみせた。同時代の高麗 、日本はもとより、のちの朝鮮、明の文化にも多大な影響を与えている。モンゴルは、 地方志や職官志をはじめ、過去から現在までを見渡せるように整理した書物の編纂、さらにはヴィジュアルな図解・挿絵本を好んだ。本研究では、これらの膨大な典籍および碑刻、文書、出土資料はもとより、ペルシア語古写本やヨーロッパ諸言語の原典資料も用いながら13~15世紀のモンゴル帝国および各後継勢力の諸政策、東西交流の実態等を明らかにしていきたい。