石井 美保 准教授 – Associate Professor ISHII, Miho 業績


著書

【単著】

  • 2017 『環世界の人類学ーー南インドにおける野生・近代・神霊祭祀』 京都大学学術出版会、526頁.
  • 2007 『精霊たちのフロンティア――ガーナ南部の開拓移民社会における〈超常現象〉の民族誌』 世界思想社、350頁.(第35回澁澤賞受賞)

【共編著】

  • 2010 『宗教の人類学』春風社、280頁.

【分担執筆】

  • 2016 「インドにおける血液、贈与、共同体ーー有徴化と匿名化のはざまで」坂野徹・竹沢泰子編『人種神話を解体する2 科学と社会の知』、東京大学出版会、pp. 139-155.
  • 2015 開発と神霊――土地接収とブータ祭祀をめぐるミクロ・ポリティクス」石坂晋哉編『インドの社会運動と民主主義―変革を求める人びと』昭和堂、pp.268-296.
  • 2015 「補論3 工場の中の神霊」田辺明生・杉原薫・脇村孝平編『現代インドⅠ 多様性社会の挑戦』東京大学出版会、pp.361-364.
  • 2014 「イギリス帝国とインド人兵士―『マーシャル・レイス』にとっての第一次世界大戦」山室信一・岡田暁生・小関隆・藤原辰史編『世界戦争(現代の起点 第一次世界大戦 第1巻)』、岩波書店、pp. 57-77.
  • 2014「呪物の幻惑と眩惑」田中雅一編『越境するモノ(フェティシズム研究2)』、京都大学学術出版会、pp. 41-68
  • 2014 The chiasm of machines and spirits: būta worship, mega-industry, and embodied environment in South India. Ecologies of Care: Innovations through Technologies, Collectives and the Senses (Readings in Multicultural Innovation Volume 4). Gergely Mohácsi (ed.). Osaka: Osaka University, pp. 239-256.
  • 2013 「パースペクティヴの戯れ――憑依、ミメシス、身体」菅原和孝編『身体化の人類学――認知・記憶・言語・他者』、世界思想社
  • 2012 「虚焦点としての真正性――ガーナの神霊祭祀におけるディアスポラ司祭とガーナ人司祭との交渉を通して」田中雅一・小池郁子編『コンタウトゾーンの人文学―Religious Practices/宗教実践―』第Ⅲ巻、晃洋書房、pp. 3-24.
  • 2011 「伝統宗教、呪術と現代社会――ガーナ南部の精霊祭祀とオコンフォたち」高根務・山田肖子編『ガーナを知るための47章』明石書店、pp.177-181.
  • 2011 「呪術的世界の構成――自己制作、偶発性、アクチュアリティ」春日直樹編『現実批判の人類学』 世界思想社、pp.185-206.
  • 2011 「未来のポイエーシス――卜占における物語行為と時間」西井凉子編『時間の人類学――情動・自然・社会空間』世界思想社 pp.334-357.
  • 2010 「呪物をつくる、世界をつくる――呪術の行為遂行性と創発性」 花渕馨也・石井美保・吉田匡興編『宗教の人類学』 春風社、pp.159-179.
  • 2010 「精霊の誘惑、図像との交感――ガーナにおけるマーミワタ・イメージをめぐって」落合雄彦編『スピリチュアル・アフリカ――多様なる宗教的実践の世界』(龍谷大学仏教文化研究所叢書25) 晃洋書房、pp. 105-129.
  • 2008 「フィールドにおける〈超常性〉のとらえかた――ガーナ南部の小人祭祀を事例として」李仁子・金谷美和・佐藤知久編『はじまりとしてのフィールドワーク』 昭和堂、 pp.217-238.

論文

  • 2017 New Ontologies and Persistent Questions. In Casper B. Jensen et al. New O ntologies? Reflections on Some Recent “Turns” in STS, Anthropology and Philo sophy. Social Anthropology 25: 543-544.
  • 2017 Caring for Divine Infrastructures: Nature and Spirits in a Special Economic Zone in India. Ethnos: Journal of Anthropology 82(4):690-710. DOI: 10.1080/00141844.2015.1107609
  • 2016 Attuning to the webs of en: Ontography, Japanese spirit worlds, and the “tact” of Minakata Kumagusu.
    Hau: Journal of Ethnographic Theory 6 (2): 149-172.(Casper Bruun Jensen, Philip Swiftと共著)DOI: http://dx.doi.org/10.14318/hau6.2.012
  • 2015 The Ecology of Transaction: Dividual Persons, Spirits, and Machinery in a Special Economic Zone in South India. NatureCulture 3:7-34.
  • 2015 Wild Sacredness and the Poiesis of Transactional Networks: Relational Divinity and Spirit Possession in the Būta Ritual of South India.Asian Ethnology 74(1): 87–109
  • 2014 「パッションの共同体へ : 南インドにおける開発、身体、神霊祭祀」『コンタクト・ゾーン』6: 82-100.
  • 2014 Traces of Reflexive Imagination: Matriliny, Modern Law, and Spirit Worship in South India. Asian Anthropology 13(2): 106-123.
  • 2013 「神霊が媒介する未来へ――南インドにおける開発、リスク、ブータ祭祀」 『社会人類学年報』39: 1-27.
  • 2013 Playing with Perspectives: Spirit Possession, Mimesis, and Permeability in the Buuta Ritual in South India. Journal of the Royal Anthropological Institute 19(4): 795–812.
  • 2012 Acting with things: Self-poiesis, actuality, and contingency in the formation of divine worlds. HAU: Journal of Ethnographic Theory 2 (2): 371–88.
  • 2010 「神霊との交換――南インドのブータ祭祀における慣習的制度、近代法、社会的エイジェンシー」『文化人類学』第75巻1号 pp.1-26.(査読有)
  • 2009 「序――メタモルフォーシスの人類学」『文化人類学』第74巻3号 pp.414-422.(査読有)
  • 2008 From Passion to Compassion: Healing Rituals and Gender in an Independent Church in Southern Ghana. Japanese Review of Cultural Anthropology 9 pp.3-28.(査読有)
  • 2007 「接触領域における憑依、接触領域としての憑依――ガーナの神霊祭祀を事例として」『コンタクト・ゾーン』1号 pp. 116-129.
  • 2007 「精霊の贈与――ガーナ南部のカリスマ派独立教会における癒しの儀式と女性」『一橋社会科学』3号 pp.55-99.
  • Miho Ishii 2005 From Wombs to Farmland: The Transformation of Suman Shrines in Southern Ghana. Journal of Religion in Africa 35(3) pp. 266-295.(査読有)
  • 2005 「もの/語りとしての運命――ガーナの卜占アファにおける呪術的世界の構成」『文化人類学』第70巻第1号 pp.21-46. (査読有)(第二回日本文化人類学会奨励賞受賞)
  • 2004 「土地相続の実践論理――ガーナ南部の多民族的なココア生産地域を事例として」『アフリカ研究』通巻64号  pp.3-18. (査読有)
  • 2003 「精霊の流通――ガーナ南部における宗教祭祀の刷新と遠隔地交易」『民族学研究』 第68巻第2号 pp. 189-213.(査読有)
  • 2003 「子宮から農地へ――ガーナ南部のココア開拓移民社会における宗教実践の変容」『民族学研究』第67巻第4号 pp.388-411.(査読有)
  • 2003 「アフリカ宗教研究の動向と課題――周辺化理論と近代化論の限界をこえて」『人文学報』通巻88号 pp.85-100.
  • 2002 「精霊たちのフロンティア――ガーナ南部のココア開拓移民社会における宗教実践の変容」京都大学大学院人間・環境学研究科博士論文、pp.356.
  • 1999 「ラスタファーライの新たな潮流――タンザニアン・ラスタの農場建設運動を中心に」『宗教と社会』通巻5号 pp.3-19.(査読有)
  • 1998 「越境するラスタファリ運動――タンザニア都市における社会宗教運動の展開」『民族学研究』第63巻第3号 pp. 259-282.(査読有)

その他(事典項目、書評、翻訳、エッセイなど)

  • 2017 「インドにおける野生、近代、神霊祭祀」『科研費NEWS』 VOL. 3, p.4
  • 2017 「『生きもの』としての共同研究班、または環世界の人文学」『人文』第64号、pp. 25-26.
  • 2016 「響きあう家族のかたちーー南インドのフィールド・ライフ」 椎野若菜・的場澄人編 『女も男もフィールドへ(FENICS 100万人のフィールドワーカーシリーズ12)』 ,pp.165-175
  • 2016 「さよならキラキラ・モデル」『たちばな』67:4.
  • 2016 「翻訳の驚き、翻訳の希望」『新英語教育』560:6.
  • 2015 「もし それが わたしだったら」 『季刊 保育問題研究」276号 pp8-13.
  • 2015 「迷走の効能」『京大広報』713、p.4480.
  • 2014 「神霊の花嫁たち――ガーナにおける女神祭祀と女性司祭の生」『季刊民族学』149号、pp. 38-43.
  • 2014 「マーシャル・レイスと『小公女』――異郷で闘うインド人兵士を支えたものは何か」 リレーエッセイ 第一次世界大戦を考える(28)『図書新聞』3167号
  • 2013  「敷居と金槌」 所報『人文』60号、pp. 31-33.
  • 2012 「マミワタ」井上順孝ほか編 『世界宗教百科事典』丸善
  • 2012 書評 東賢太朗著「リアリティと他者性の人類学――現代フィリピン地方都市における呪術のフィールドから」(2011年 三元社)『文化人類学』77(3)
  • 2011 「文書の墓場と執念の行方」 所報『人文』58号、pp. 31-34.
  • 2009 「フェティッシュ」日本文化人類学会編『文化人類学事典』 丸善 pp.261-262.
  • 2009 「憑依と間身体性」日本文化人類学会編『文化人類学事典』 丸善 pp.516-517.
  • 2009 「呪力の競合」日本文化人類学会編『文化人類学事典』丸善 pp.586-587.
  • 2009 書評:「阿部年晴・小田亮・近藤英俊編『呪術化するモダニティ――現代アフリカの宗教実践から』(風響社)」『文化人類学』第73巻第4号  pp.613-616.
  • 2008 書評:「田原範子著『包摂と解放の知――アサンテ世界の生活実践から』(嵯峨野書院)」『アフリカ研究』通巻73号 pp.77-79.
  • 2004 「ネーデル、ジークフリート・フレデリック『社会構造の理論:役割理論の展開』(斎藤吉雄訳)恒星社厚生閣、1978」谷泰ほか編『文化人類学文献事典』 弘文堂 p.166.
  • 2004 「コマロフ、ジョン/コマロフ、ジーン‘Ethnography and the Historical Imagination’, Colorado: Westview Press, 1992」谷泰ほか編『文化人類学文献事典』 弘文堂 p. 80.
  • 2004 「ストーラー、ポール ‘Embodying Colonial Memories: spirit possession, power, and the Hauka in West Africa’ , New York and London: Routledge, 1995」谷泰ほか編『文化人類学文献事典』 弘文堂 p.470.
  • 2004 「フェルナンデス、ジェームス ‘Bwiti: an ethnography of the religious imagination in Africa’, Princeton, New Jersey: Princeton University Press, 1982」谷泰ほか編『文化人類学文献事典』 弘文堂 p.578.
  • 2001 書評:「高根務編著『アフリカの政治変動と農村社会』(アジア経済研究所)」、『アフリカ研究』 通巻59号, pp.127-129.
  • 1998 「越境するラスタファーライ――タンザニアにおける社会宗教運動の展開」『アフリカレポート』通巻27号 アジア経済研究所 pp.6-9.
  • 1998 共訳:「KTVの形成と消費――多国籍文化装置としてのカラオケ・テクノロジー」(原著:陳光興) 複数文化研究会編『複数文化のために――ポストコロニアリズムとクレオール性の現在』 人文書院 pp.91-117.