竹沢 泰子 教授 – Professor TAKEZAWA, Yasuko

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竹沢 泰子

■ 学位
Ph.D(ワシントン大学)
■専門分野
文化人類学 アメリカ研究
■研究テーマ
人種・エスニシティ論、移民・マイノリティ研究
■主たる講義科目
社会学特別講義(人種・エスニシティ論)(文学研究科)

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人種・エスニシティ論

21世紀の現代、加速するグローバリゼーションは、人種主義を透明化するばかりでなく、人種主義に抗する連帯力を脆弱化してもいる。人種の社会的リアリティを理解する手がかりを表象に求めるならば、欧米で膨大な研究の蓄積が存在する視覚表象だけではなく、日本・アジアに先鋭化した形で見られる非視覚表象にも光を当てる。特に、表象の作者/発話者、対象、目的、時代、場所によって視覚表象、非視覚表象、科学表象などがどのように動員され、それらの交錯がどのような現象を生み出すのか、その理論構築を目指すことが当面の第一研究課題である。フィールドワークに基づく実証研究として、アジア系アメリカ人アーティストたちへのインタビューをとおして、「ポスト人種」時代ともいわれる現代アメリカ社会における、マイノリティたちの新しい抵抗運動の可能性を探る研究を行っている。また阪神・淡路大震災後の神戸/兵庫におけるエスニック関係の変化・多文化共生のあり方に関する研究については、その成果を自治体への施策提言や公共施設の展示といった実践につなげている。