おことわり以下の講演記録は講演の一部を再現したものです。省略したところは見出しのみ残しています。許可無く引用しないで下さい。

 

軍事共同社会の文化人類学ーー『暴力の文化人類学』以後    
開所記念講演98.11.5の記録
     田中雅一
   

はじめに

近代人類学から現代(ポストモダン)人類学へ

 まず二つの新聞記事をお見せしたいと思います。これはロンドンで発行されているロンドン在住のタミル人向けの新聞タミル・タイムズの切り抜きです。私は半裸で腰巻きをして、同じ格好をした漁師たちと一緒に座っています。この写真からどんなことが分かるでしょうか。これはいかにも人類学の調査地での写真です。調査村の人たちは半年間村を離れて漁をするのですが、これは彼らの住む海辺の小屋で一緒に撮ったスナップ写真です。彼らは、時には家族と別れてこのような粗末な小屋に住んで漁をします。私も合わせて一ヶ月ほどこんなところで過ごしました。小屋が未完成のときは砂浜に網を敷いて星空の下で寝たことを思い出します。スリランカはいわゆる未開社会からはほど遠いところですし、ここに写っている漁師たちもヤマハのエンジンをつけたモーターボートで漁をしています。にもかかわらず、この写真には生業(第一次産業)、肌の色(非白人世界である第三世界)、半裸(亜熱帯)といった欧米社会にとっての他者のイメージが典型的に表れています。私自身がその中で彼らと同じような格好をし、私の帽子をちゃっかり漁師の一人がかぶることで、人類学者のイメージの一つ、Going Native、つまり現地 の生活に溶け込んで調査をする人類学者というイメージを如実に語っています。ロンドンの白人はもとより、そしてこの新聞を読む読者であるスリランカ・タミル人もまた、たとえ10年ほど前までスリランカにいて、こうした世界を知らなかったわけではないにしてもある種の距離を置いてーーノスタルジックにーースリランカを見ているように思います。そしてこの新聞自体私の調査後数年してから発行されたものです。私もまたここに載っている私を過去の存在として振り返っているわけです。

 それではこの星条旗新聞に掲載されたこの写真はどうでしょうか。これは私が米軍基地を訪問したときの話をもとにしています。タミルタイムズには距離と時間との差が存在しました。これにたいして星条旗新聞の記事はまさに懐古的というより、同時代的です。つまり日本の人類学者がこれから調査するぞということがニュースとなって報道されているわけです。内容を見ると、人類学の調査というものがもはや第三世界や未開社会を対象とするのだというこだわりが消えています。インタビューに答えてわたしが「人類学というのは未開人について研究する学問だ(だからこうして基地にやってきたんだ)」と述べると、すごく受けたことを思い出します。そしてそこには読者自身が調査の対象であるという直接性がより明確に出ています。それゆえにまた反響も大きかった。この記事は当日の新聞記事の中で一番ニュース・バリューのあるものが選ばれるEditor's choiceとなってインターネットで紹介され、さらに合わせて3紙に転載されました。ヨーロッパからはイタリアやドイツから電子メールが届きました。わたしは前者のスリランカの調査に典型的に見られるような他者(非欧米、遠い調査地、時間差)との関わり、あ るいは他者の構築を近代的人類学ととらえ、後者のようなほぼ同時代的に、そして世界規模で関与せざるを得ない調査を現代(ポストモダン)人類学と考えたいと思います。前者の虚構性や政治性についてはこの10年間にすでにさまざまな形で批判が起こっています。そして論戦が繰り広げられています。批判の大合唱は起こっても、より同時進行的な視点から調査対象に関わっていく新しい現代人類学の実践はまだまだ始まったばかりです。ここでお話しする在日米軍の調査はまさにそのような試みの一つとして受け取っていただきたいと思います。


暴力の文化人類学から軍事共同社会の文化人類学へ

 以下では在日米軍を具体的にどのような視点からとらえるかを述べたい。
 在日米軍ということばを分解するとどうなるでしょうか。在日・米・軍の三つに分かれます。これがそのまま私の視点です。すなわち順番を反対にしますと、一点目は軍、軍隊として在日米軍をとらえる視点ーー軍事共同社会とはなにかーー、二点目は米、アメリカ研究への新たな切り込みという視点ーー米軍はアメリカ社会のレプリカかーー、三点目は在日、日本社会のマイノリティという視点ーーホストネーションである日本社会とどのような関係をとり結んでいるのかーーです。
 第一の視点で軍事共同体という言葉を使いました。これについてすこし説明しておきます。重要なのは在日米軍が戦闘部隊とその支援組織からなる軍隊(企業などと同じ目的集団)ではなく、独自の、しかしまったく外部から隔離されたのではない共同社会を形成しているということです。この共同体をここでは軍事共同社会と呼ぶことにします。それは他集団への戦闘・暴力行使を専門とする職能成員とその家族からなる共同社会です。
 世界には戦闘に特化していたり、またそれが主要な社会機能である集団が存在します。しかし、それらは近代社会においても男性 だけに特化しているわけではなく、ひとつの共同体ーー生活世界ーーを形成しています。後で見るように、軍事共同社会は世代的にも継承されています。ここでの視点は在日米軍を共同体としてとらえてみるとどうなるのか、ということです。言い換えるなら軍事と政治の枠組みだけで米軍基地を見ることはやめようということです。

 私は平成2年(1990)から4年間『儀礼的暴力の研究』というタイトルの研究会を組織し、今年の春にその成果である『暴力の文化人類学』という論文集を出版することができました。そこで取り扱った問題は多岐にわたりますが、15本の論文のうち軍事共同社会や軍隊にふれているのは2本だけです。その理由はいろいろあるのですが、主要な理由は元々この研究会が儀礼の中の暴力や儀式化された暴力に焦点を当てていたということがあり、その行為主体である集団を対象にはしていなかった。私の在日米軍の研究は軍事共同社会の研究としてとらえるならばこの『暴力の文化人類学』の延長線上にある、として位置づけることができます。私はそこで女子割礼(FGM)などある種の慣習的な暴力行為についての「説明や理解が暴力の容認となってしまうような連鎖をどこかで断ち切らなければならない」と書きましたが、在日米軍では反対のことが起こっているとも言えます。つまり、説明や理解が彼らの存続を正当化することを恐れてだれも語ろうとしない、と。これもまた不幸なことではないでしょうか。


在日米軍とは?

 日本にはおよそ米軍とその関係者が11万人住んでいて、これに基地で働く日本人23600人が直接基地と関係している人々である。これらにプラスして基地周辺住民がいる。かれらは基地周辺で商売を営んでいたり、住宅を提供していたり、また英語を勉強していたり、様々な形で米軍ならびにその関係者と関わっている。米軍とその関係者11万人は外国人として登録されていないから正式な統計には出てこない。しかし、この数は韓国・朝鮮、中国、ブラジルに次いで多い外国人数である。

 日本にある主要な基地は全部で8つある。北から三沢、横田、座間、厚木、横須賀、岩国、佐世保、沖縄である。沖縄はいくつかの基地からなっていて他の地域と性格が異なる。三沢と横田が空軍、座間が陸軍、厚木と横須賀、佐世保が海軍、岩国が海兵隊である。そして沖縄にはこれらすべての軍が駐留しているが、とくに重要なのは複数の海兵隊基地と嘉手納の空軍基地である。

 設備などについても理想的には各基地が独立している。だが、まったく独立して、いわば自給自足的な世界が存在しているのかというとそうでもない。さまざまな相互関係が基地関係者と地域住民との間に生まれている。そしてそのあり方は多分地域と基地との関係に左右されるであろうし、さらには各地域の文化などとも密接に結びついているであろう。

→将来的には世界規模の研究さえ可能である。トルコの米軍と日本の米軍、沖縄と横須賀、海兵隊と陸軍など、比較の視点を変えて考察を深めることが可能。


基地の生活ーー兵士とその家族たちにとって海外基地とは?

軍人の世界・一生

さあ日本勤務決定!

日本に来ることが決まったら・・・『Destination Japan』

日本に来たら・・・『Welcome to Japan』、『Welcome to ○○○(基地名が入る)』が配られる。

家族やこどもへの配慮が行き届いている。部隊や基地によって配付資料が異なる。岩国はとくにきめ細かいが海兵隊に共通していることなのか?こどもへのパンフレットには本物の割り箸も添えられていた。

オリエンテーション・クラス

ある基地では4日間、火曜から金曜に行われる。Base Orientation, InterCultural Relations, Safety Briefing, Fieldtrip(半日かけて基地周辺をまわる)

基地の中のアメリカ

 基地の統廃合に伴って基地から外に出なくてもいい自給率が高くなる、ただし他の基地への買い出し旅行あり。外に全く出ない人も・・・。ボーリング場、フィットネスクラブ、ファーストフード店、レンタルビデオ店など。

Family Service Center

さまざまな形で軍関係者を支援

引っ越しの支援

配偶者の就職援助、モデル、英会話教師、基地外の住居斡旋

Single Sailor's Program

MWR(Morale, Welfare and Recreation)

さまざまな定期刊行物

AFN

commissary, PX(post exchange), NEX(navy exchange), BX(base exchange)

USO(United Service Organization)

米軍に対する慰問活動を行う民間の非営利組織

学校教育DADDS (Department of DefenceDependent School)

幼稚園・小学校から大学院まで、全国に50校

メリーランド州立大学、海外23ヶ国に170以上のキャンパス。

宗教施設:礼拝堂・ユダヤ、イスラーム、カトリック、プロテスタント複数宗派が利用する。フィリッピーノなどのエスニック集団にも分かれている。


地域の中の在日米軍ーー日本との相互交流のチャンネルは?

視点

 さきに米軍基地がそれだけで一つの自給した世界を作っているし、また作ろうとしているということを述べましたが、もちろんその反対の動きもあるわけです。移動の時に配られるパンフレットが示していることはそのような相互交流の可能性をむしろ前提としている、といえます。実際問題として言葉の壁は大きいし、また子どもは柔軟だとはいえ、私が行ったハイスクールで実施したアンケート調査ではほとんどの子どもが日本人の友人をもっていませんでした。。

日本人とのつきあい

個人活動、英会話教室、ホームステイ、学校での日本についての学習、ビジネス、モデル、カルチャー教室で日本の文化を習う

地域参加 

慈善活動:孤児院訪問や招待、資金援助

地方自治体主導型、祭への参加、姉妹都市との交流などにも支援

サッカーなどによる交流

軍楽隊:コンサートなどで地方都市にも。

様々な催し物

基地祭 オープンハウス、桜祭り、盆踊り大会など、基地のエスニック・グループや職場単位で工夫された屋台がたくさん出る。

観光

 どの基地にも軍関係者やその家族、また日本人の基地労働者を対象とする福利厚生施設があります。これをMWR(Morale, Welfare and Recreation)と言い、観光課もまたその一部となっています。観光課はLocal Tour, Information, Travel and Tourismなどと呼ばれます。
 都市圏の周辺部に位置する基地は地の利もあって、観光活動が盛んです。春は花見、夏はキャンプ、冬はスキーといった季節の企画、毎月の新宿などへのショッピング・ツアー、ディズニーランド。また姫路や京都・奈良など二泊から三泊のバスツアーも年に一度企画されています。観光箇所は大きく四つに分かれます。名所・旧跡、参加(益子などの瀬戸物)、産業(日産工場、新幹線車体組立工場など)、そして遊園地である。企画はこれらを組み合わせて立てられる。
 とくに日本人にとって新鮮なのは、いわゆる性崇拝・性信仰で有名な川崎や犬山への団体旅行である。前者は一〇台以上のバスが基地から集まってくる。四〇〇人近い米軍関係者が祭りに集まるのはきわめて壮観です。
 首都圏の基地が企画する観光地はだいたい似ていますが、首都圏から離れると、かなり異なります。たとえば佐世保の場合その観光地はほとんど九州内に限られ ています。反対に沖縄は香港などアジア旅行が盛んです。
 以下に岩国の九八年の一年間の企画表を紹介します。どんなところに行っているか、人気があるのかが分かると思います。

●月別ツアー目的地●

    月

    ツアー目的地

広島市、徳山アンティーク、大山スキー場、広島市、瑞穂スキー場、トイザラス、八幡スキー場

八幡スキー場、広島市、別府(一泊)、瑞穂スキー場、広島(ショッピング)

スペースワールド、メガマート、芸北スキー場、犬山・瀬戸・名古屋 (一 泊)、ユーミータウン(大竹)、博多、広島(ショッピング)、東京(四泊)

姫路城、広島(野球観戦)、山口アンティーク、動物園、スペースワールド、萩、津和野、宮島、大阪(一泊)、広島市、トイザラス、東京(四泊)

有田、有田、広島(野球観戦)、倉敷、興産寺、広島市、京都(葵祭り、二泊)、広島(ショッピング)、東京(四泊)、スペースワールド

秋芳洞、山口アンティーク、広島市、広島(ショッピング)、東京(四泊)、博多、広島市

東京・富士山(四泊)、広島(野球観戦)、ちちやす、近郊、広島市、東京・富士山(四泊)、広島市、近郊、東京・富士山(四泊)

東京・富士山(四泊)、広島(野球観戦) 、近郊、東京・富士山(四泊)、東京・富士山(四泊)

神戸・大阪(二泊)、スペースワールド、津和野、近郊、東京(四泊)、倉敷、広島(野球観戦)

10

秋芳洞、山口アンティーク、近郊、東京(四泊)、備前、近郊、京都・奈良(二泊)、熊本・阿蘇・別府(二泊)

11

三好(葡萄園)、近郊、東京(四泊)、出雲大社・葡萄園、東京(四泊)

12

博多、近郊、近郊、佐世保、徳山

 ここから分かることは、冬はスキー、夏は野球観戦など、スポーツに関わる旅行が企画されていること、ほとんど毎月東京(ディズニーランド、夏は富士山)への四泊の旅行が企画されていること、同じく、広島市観光とショッピングも定番となっていることが分かります。これらは二ドルと格安です。東京へも一万七千円と安い。過去には、ヨーグルト工場、日本放送局見学、コカコーラ工場、気象台、野球だけでなう相撲などの企画が行われていました。
 まとめると、観光の対象は富士山登頂などの自然、鎌倉、日光などのいわゆる観光地、ディズニーランドやスキーツアーなどの娯楽、新幹線組立工場やビール工場見学などの産業関係、そして長野オリンピックなどのイベントに分かれます。


ジェンダーーー軍隊は保守的か?

視点 

ここではふたつの、一見対立する特徴を呈示したいと思います。ひとつは、軍人の配偶者である女性、すなわち妻の地位、もうひとつは軍隊で働く女性です。まだまだ詳しいことは調査できていませんが、何人かの女性からの聞き取りをもとにお話をします。

軍人の妻たち

 結婚は上官の許可が必要で、結婚後は常に扶養家族として位置づけられます。医療などの予約も夫優先です。基地内の生活は仕事と家庭の境界がなく日本の社宅と同じ窮屈さがある。

 他方FSCなどの斡旋で基地内の仕事などに優先的に従事することができる。しかし、どの程度こうした仕事に満足しているのかは不明です。キャリア志向の女性には海外での基地生活はマイナス。

Mission comes first, 別離
 これは各部隊に生じる問題だが、海軍が一番深刻です。
 2年ごとの陸上勤務と海上(艦艇)勤務,4年艦上で3年地上のサイクルが一般的。
 たとえば、ある女性の話では、新婚で日本にやってきて新居を基地の外に構えたとたんに夫は海外へ。半年間広い家で暮らす。夫が帰港後すぐに基地の近くのマンションに引っ越す。米軍住宅に住んでいても日本語が分からないとストレスも大きい。消防関係の警報や通告は基地の日本語通訳を通じて各住宅と消防署がつながるようになっている基地もある。
 男性も同じ問題有り。子どもの成長を見守れない、妻を異国に一人にしておく、妻同士サポート体制ができてもそれが友情に発展するわけではない、独身の間できるだけ海で過ごし、結婚後地上勤務を続ける、というのが理想。家族との絆が重要、しかし、これも最近の変化と密接に関係している?
 海軍ほどでないにしても海兵隊や空軍では常時短期の出張(TDY TAD)がある。本国でのトレーニングなどもあり。
 しかし、こうした別離が日常的である故に、かえって制度化が進み安心とも言える。たとえば父子家庭の父は空軍は長期に家を離れることはないにしても、戦時にはそうも行かない、 しかし、軍隊ではそうした事態に備えたサポート体制ができているので安心と述べている、ちなみにこうしたサポート体制と安定性ゆえに、軍隊内の母子家庭の比率が一般社会より高いという。

増える女性兵士 the sex that kills vs the sex that gives life

軍隊のfeminization

1971年妊婦を強制的に隔離することを止める
1976アカデミーに女性を認める。
1991年に女史が戦闘機や軍艦にのることを禁じる法律を下院で削除する。1993年のレス・アスピン国防長官の命令で戦闘機パイロットのポストが解放された。14%が女性、ちなみに黒人兵士は40%を超える。
70年代は寛容、見せ物、80年代後半からは不寛容
cf. フランスでは1985年に全ての仕事が女性に解放された。英国でも事情は同じ。1980年以後加速的にオープンとなる。

軍隊のアイデンティティは男性戦闘員

軍隊=戦闘行為combatによって定義される集団
Since the pimary role of the military is preparation for and conduct of war, the image of the military is synonymous with the image of combat(Dunivin 533).

戦闘の担い手は男性, 女性が軍隊にはいることは男性のアイデンティティ形成の場が危機にさらされることを意味する。

アンチテーゼとしての女性とゲイ

それではなぜ女性が増えて生きたのか。男性のなり手が減っている(戦時中では男性が足らずに女性が参加)。

女性運動の影響。軍隊は米国の人口分布(地域、ジェンダー、エスニシティ、ジェンダー)と価値(平等、公民権)を反映すべき、という主張。

軍側の論理:戦闘の効率は、ジェンダーやセクシュアリティに関係せずに能力主義で高まるのか、それともストレートの男性に限ることで部隊の均質性を高めることで可能となるのか。

女性に軍隊は解放された、しかし家内的世界はそうではない、夫婦の職場は別々、一緒の艦上勤務はない、これらは家族への配慮と矛盾するといえないだろうか。

ミスター・マムの出現、完全な主夫はいないにしても妻の仕事が優先、子どもは夫が見る。

国際結婚

増える国際結婚

結婚準備講座


おわりに

米軍基地はアメリカの縮図か?Yes or No

縮図としての軍隊 能力主義の実現

基地調査から人類学を考える

 


参考文献

  • 1996『エアパワー・グラフィックス季刊版 アメリカ海軍・海兵隊ーー在日部隊の全貌』イカロス出版
  • 1998『日出づる国の米軍』主婦の友社
  • 木村譲二編1998『最新英和軍事用語辞典』グリーンアロー
  • 谷道健太編『フェンスの向こうのアメリカ探検ーー在日米軍基地完全マニュアル』サンドケー出版局
  • Boulegue, Jean 1991 "Feminization" and the French Military: An Anthropological Approach. Armed Forces and Society 17(3) :343-362.
  • Dandeker, Christopher and Mady Wechsler Segal 1996 Gender Integration in Armed Forces: Recent Policy Development in the United Kingdom. Armed Forces and Society 23(1):29-47
  • Dunivin, Karen O. 1994 Military Culture: Change and Continuity. Armed Forces and Society 20(4):531-547.
  • Wood, Suzanne, Jacquelyn Scarville, and Katharine S.Ravino 1995 Waiting Wives: Separation and Reunion among Army Wives. Armed Forces and Society 21(2):217-236.