絵画修復への寄付

東日本大震災への対応

東方文化研究所旧蔵漢籍の整理と研究(2021年度)

班長 矢木 毅

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旧東方文化学院の解散にともない、同学院の京都研究所は1938年4月に東方文化研究所として独立した。今日の人文科学研究所東方学研究部(東アジア人文情報学研究センター)の前身である。旧蔵の漢籍はすべて東方学研究部に継承されており、特に『東方文化学院京都研究所漢籍目録』(1938年)より以降の収書内容は、『東方文化研究所續増漢籍目録』(1941年)によって詳細に知ることができる。
本研究班はこの『續増漢籍目録』に掲載された漢籍の書誌情報を再吟味し、これに詳細な典拠情報を加えることによって、現行の電子目録(KANSEKI)の情報精度をさらに向上させることを目的とする。具体的には、序跋等のテキスト・データを含めた「典拠情報」を作成して逐次インターネットにより発信し、蔵書印については図録を作成して刊行する。
来るべき100周年の節目に向けて、近代東アジアにおける学知の原風景を探り、漢籍をめぐる学術史の再構築を進めるべく、各種の展示会、企画展なども開催したい。

研究期間:2021年4月~2026年3月

班員(学外)

氏名 所属
小野木 聡 大谷大学 文学部

2021年05月31日 更新

班員(学内)

氏名 所属
道坂 昭廣 人間・環境学研究科

2021年05月31日 更新

班員(所内)

氏名 所属
矢木 毅 班長
高井 たかね
永田 知之
藤井 律之
福谷 彬
古松 崇志
宮宅 潔
瞿  艷丹

2021年05月31日 更新