絵画修復への寄付

東日本大震災への対応

小川 佐和子 助教 – Assistant Professor OGAWA, Sawako 業績

著書(単著)

  • 『映画の胎動:一九一〇年代の比較映画史』、人文書院、2016年2月、ISBN:9784409100356

著書(分担執筆)

  • 『日本映画は生きている 映画史を読み直す』第2巻(担当:分担執筆, 範囲:「外国映画との対峙:大正初期日本映画のダイナミズム」)、岩波書店、2010年8月
  • 『日活向島と新派映画の時代展』 (担当:分担執筆, 範囲:「新派的類型からの脱皮:日活向島の革新者たち」)、早稲田大学演劇博物館、2011年12月
  • Importing Asta Nielsen: The International Film Star in the Making 1910-1914(担当:分担執筆, 範囲:”Asta Nielsen and Shimpa Film in Japan”)、John Libbey Publishing、2013年
  • 『岩波世界人名大事典』 (担当:分担執筆, 範囲:アメリカ映画関連(61項目)、フランス映画関連(44項目)、ドイツ映画関連(24項目))、岩波書店、2013年12月
  • 『日本の文学理論:アンソロジー(ベータ版)』 (担当:分担執筆, 範囲:「日本の映画理論」)、京都大学人文科学研究所、2015年3月
  • 『ダンヌンツィオに夢中だった頃:生誕150周年記念展(東京・京都2013-14)と研究の最前線』 (担当:分担執筆, 範囲:「ダンヌンツィオと第一次世界大戦期のイタリア無声映画」)、東京大学教養学部イタリア地中海コース、2015年9月
  • 『第一次世界大戦を考える』(担当:分担執筆, 範囲:「映画史と第一次世界大戦」)共和国、2016年4月
  • 『新時代への源氏学』第10巻:メディア・文化の階級闘争(担当:分担執筆, 範囲:「映像としての平安時代:「平安的なるもの」のイメージ編成」)、竹林社、 2017年4月
  • 『日本の文学理論:アンソロジー』(担当:分担執筆, 範囲:「日本の映画理論」)、水声社、2017年6月
  • 『リメイク映画の創造力』(担当:分担執筆, 範囲:「初期日本映画における外国映画のリメイク―『憲兵モエビウス』から『大尉の娘』へ」)、水声社、2017年12月

論文

  • 「「シネア」誌におけるイヴァン・ゴルの表現主義映画批評」、映画学,pp.60-70、2007年2月。
  • 「アスタ・ニールセンの男装:類型の融合と性の越境」、映画学,pp.108-118、2008年2月。
  • 「フリッツ・ラングの試金石―初期監督作品におけるスタイルの形成」、『季刊 iichiko』Summer 2008 (No. 99)、日本ベリエールアートセンター、pp. 97-114、2008年7月。
  • 「講談から旧劇映画へ―題材の普及という観点から―」、『映画学』 第22号、早稲田大学映画学研究会、pp.32-48、2009年1月。
  • 「エヴゲーニイ・バウエルのスタイルの変遷―現存作品(1913年〜1917年)を中心に―」、『演劇映像』第50号、早稲田大学演劇映像学会、pp.1-20、2009年3月。
  • 「外国映画との対峙―大正初期日本映画のダイナミズム―」、『日本映画は生きている 映画史を読み直す』第2巻、岩波書店、pp.85-115、2010年8月。
  • 「1909年の映画史―第一回ミラノ世界映画コンクールに見られる国際的な動向―」、演劇博物館グローバルCOE紀要『演劇映像学2009第1集』、早稲田大学演劇博物館、pp.55-74、2010年3月。
  • 「一九一〇年代の日本映画における演技形式―女形俳優と初期女優をめぐって―」、『早稲田大学文学研究科紀要』第56輯第3分冊、早稲田大学文学研究科、pp. 93-108、2011年2月。
  • 「第29回ポルデノーネ無声映画祭報告 2010年10月2日〜9日」、『演劇映像』、早稲田大学演劇映像学会、第52号、pp.60-68、2011年3月。
  • 「新派的類型からの脱皮―日活向島の革新者たち―」、展覧会カタログ『日活向島と新派映画の時代展』、早稲田大学演劇博物館、pp.57-59、2011年12月。
  • 「アスタ・ニールセン国際会議報告」、『映画学』第25号、早稲田大学映画学研究会、pp.107-116、2012年1月。
  • 「救いのないサスペンス―フランス時代のアルベール・カペラニ監督—」、 演劇博物館グローバルCOE紀要『演劇映像学2011第1集』、早稲田大学演劇博物館、pp. 35-54、2012年3月。
  • 「1910年代の比較映画史研究:初期映画から古典的映画への移行期における映画形式の形成と展開」、博士論文(早稲田大学)、2012年6月。
  • 「「田舎のパテ」ってなに?−フランスにおける家庭映画小史−」『映画論叢』第30号、国書刊行会、pp.47-50、2012年7月。
  • 「映画と視覚芸術:帝政期ロシア映画における空間の画家エヴゲーニイ・バウエル」、人文学報,107、2015年9月。

その他著作

  • 「原作者ノーベルト・ジャックの人物像」、「スタッフ・キャスト プロフィール」、『ドクトル・マブゼ』(1922年、フリッツ・ラング監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.16-34、2007年3月。
  • 「ネロ・フィルムについて」、「『怪人マブゼ博士』スタッフ・キャスト略歴」、『怪人マブゼ博士』(1933年、フリッツ・ラング監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.26-38、2007年4月。
  • 「関係者たちの証言―フィルムマガジン「月世界の女」特別号より―」(ドイツ語翻訳)、「『月世界の女』スタッフ・キャスト略歴」、『月世界の女』(1929年、フリッツ・ラング監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.16-27、2007年5月。
  • 「フリッツ・ラング バイオグラフィー」、「『スピオーネ』スタッフ・キャスト略歴」、『スピオーネ』(1928年、フリッツ・ラング監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.14-38、2007年6月。
  • 「『戦艦ポチョムキン』、ドイツにおける反響」、ベルリン国際映画祭上映・マイゼル版 『戦艦ポチョムキン』(1925年、セルゲイ・M・エイゼンシュテイン監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.23-33、2007年6月。
  • 「映画公開時の批評 ゲルハルト・ハウプトマン生誕60周年記念プレミア上映」(ドイツ語翻訳)、「『ファントム』スタッフ・キャスト紹介」、特典映像字幕翻訳「『ファントム』への招待状」、『ファントム』(1922年、F・W・ムルナウ監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.17-30、2007年7月。
  • 「『タルチュフ』キャスト・スタッフ紹介」、『タルチュフ』(1925年、F・W・ムルナウ監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.19-31、2007年9月。
  • 「ムルナウの右腕カール・マイヤー」、「『最後の人』キャスト・スタッフ紹介」、『最後の人』(1924年、F・W・ムルナウ監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.16-34、2007年10月。
  • 「アルビン・グラウの体験談」(ドイツ語翻訳)、「『吸血鬼ノスフェラートゥ』スタッフ・キャスト紹介」、『吸血鬼ノスフェラートゥ 恐怖の交響曲 』(1922年、F・W・ムルナウ監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.16-23、2007年11月。
  • 「同時代の批評」(ドイツ語翻訳)、「『フォーゲルエート城』キャスト・スタッフ紹介」、『フォーゲルエート城』(1921年、F・W・ムルナウ監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.15-27、2008年1月。
  • 「『ファウスト』キャスト・スタッフ紹介」、『ファウスト』(1926年、F・W・ムルナウ監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.18-26、2008年2月。
  • 「帝キネの変遷」、『何が彼女をそうさせたか』(1929年、鈴木重吉監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.24-33、2008年3月。
  • 「タヒチ、ハリウッド、映画―マティスの視点」(フランス語翻訳)、「『タブウ』キャスト・スタッフ紹介」、『タブウ』(1931年、F・W・ムルナウ監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.16-22、2008年4月。
  • 「ルイス・ブニュエル」(フランス語翻訳)、『ルイス・ブニュエルDVD-BOX5』DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.4-12、2008年6月。
  • 「ユーリ・ツィヴィアン「何が映画において出来、ステージにおいて出来ないか?1910年代の映画における映画様式とメディアの特性」(翻訳)、演劇博物館グローバルCOE紀要『演劇映像学2007(報告集1)』、早稲田大学演劇博物館、pp.29-50、2009年3月。
  • 「「愚かなる妻」アメリカ一般封切り版の編集」(英訳)、「エリッヒ・フォン・シュトロハイム」、「『愚かなる妻』スタッフ・キャスト紹介」、『愚かなる妻』(1922年、エリッヒ・フォン・シュトロハイム監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、p.16-27、2009年9月。
  • 「ヨーロッパにおける映画公開時の批評」(フランス語訳)、「『クイーン・ケリー』スタッフ・キャスト略歴」『クイーン・ケリー』(1929年、エリッヒ・フォン・シュトロハイム監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.19-35、2009年12月。
  • 「『ゲアトルーズ』スタッフ・キャスト略歴」、「原作者ヤルマール・セーデルベリィ」、『ゲアトルーズ』(1964年、カール・Th・ドライヤー監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、 pp.25-43、2010年2月。
  • 「『奇跡(御言葉)』スタッフ・キャスト略歴」、「原作者カイ・ムンクの生涯」、『奇跡(御言葉)』(1954年、カール・Th・ドライヤー監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.22-46、2010年5月。
  • 「『アルプス颪』スタッフ・キャスト略歴」pp.18-25、「『グレイト・ガッボ』スタッフ・キャスト略歴」pp.29-31、『アルプル颪』(1919年、エリッヒ・フォン・シュトロハイム監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、2010年7月。
  • 「『怒りの日』スタッフ・キャスト略歴」、『怒りの日』(1943年、カール・Th・ドライヤー監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.24-35、2010年10月。
  • 「第29回ポルデノーネ無声映画祭報告 2010年10月2日〜9日」、演劇映像,52,pp.60-68、2011年3月。
  • 「『むかしむかし』スタッフ・キャスト略歴」、『むかしむかし』(1922年、カール・Th・ドライヤー監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.24-46、2011年4月。
  • 「デンマーク文化映画」、「スタッフ・キャスト略歴」、『カール・Th・ドライヤー短編全集』(1942-54年、カール・Th・ドライヤー監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.35-55、2011年5月。
  • 「『吸血鬼』スタッフ・キャスト略歴」、『吸血鬼(ボローニャ復元版)』(1932年、カール・Th・ドライヤー監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.32-39、2011年7月。
  • 「『ミカエル』スタッフ・キャスト略歴」、『ミカエル』(1924年、カール・Th・ドライヤー監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.34-54、2011年9月。
  • 「アスタ・ニールセン国際会議報告」、映画学,25,pp.107-116、2012年1月。
  • 「製作会社パレージウムとドライヤー」、「『あるじ』スタッフ・キャスト略歴」、『あるじ』(1925年、カール・Th・ドライヤー監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.26-39、2012年5月。
  • 「『裁判長』スタッフ・キャスト略歴」、『裁判長』(1918年、カール・Th・ドライヤー監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.28-34、2012年9月。
  • 「『不運な人々』スタッフ・キャスト略歴」、『不運な人々』(1921年、カール・Th・ドライヤー監督)DVD解説リーフレット、紀伊國屋書店、pp.29-35、2013年1月。
  • 「ロイス・ウェバー、初期ハリウッドにおける女性監督」、NFCニューズレター,111,pp.5-8、2013年10月。
  • 「無声映画には、戦争がもたらした生々しい感覚が刻印されている」、図書新聞,3141、2014年1月。
  • 「恋と戦争の外交術:オペレッタと第一次世界大戦」、所報人文,61,pp.42-45、2014年6月。
  • 「小津安二郎とメアリー・マクラレン」、映画論叢,37,pp.4-8、2014年11月。
  • 「書評 山本喜久男著(奥村賢・佐崎順昭編)『日本映画におけるテクスト連関:比較映画史研究』」、演劇映像,58,pp.52-56、2017年3月。