朴　眞煥

所属

筑波大学留学生センター研究員（映像制作担当）

専門

文化人類学、映像制作（映像ディレクター）

研究主題

韓国と沖縄における反基地平和運動に関する研究、反基地・平和運動についてのドキュメンタリー映画制作方法

調査地域

韓国、沖縄

業績

• 朴　眞煥(2007)「大学、 軍事文化の実践コミュ二ティー、われわれは大学で何を学ぶのか(邦訳)」、『ピラテン』1号：pp.192-212、ピラテン出版
• 朴　眞煥(2008)「韓国の大学における軍事文化と日常―徴兵制をめぐる言説と予備役、現役、女子学生の実践」、『コンタクト・ゾーン』1号、京都大学人文科学研究所、pp.89-108
• 朴 眞煥(2010)「徴兵拒否運動の文化人類学的研究-韓国戦争のない世の中の事例から-」、京都大学大学院人間環境学研究科修士論文
• 朴 眞煥(2011)「徴兵拒否運動とは何か-徴兵拒否運動をめぐる葛藤の事例から見えること」、『韓国・朝鮮文化研究会通信』29号、pp.4-8
• 朴　眞煥（2012）「韓国社会における反戦平和運動の現状」、『軍隊がつくる社会/社会がつくる軍隊<2>韓国レポート』pp.71-75、平成20-23年度科学研究費補助金（基盤研究(B)）アジアの軍隊にみるトランスナショナルな性格に関する歴史・人類学的研究、京都大学人文科学研究所３５１

調査地関連写真

２０１３年度関連行事

２０１３年５月１５日、第6回東アジア米軍基地問題（環境・平和）国際シンポジウム
内容：毎年、「沖縄・韓国民衆連帯」により開催されるが米軍基地問題（環境・平和）国際シンポジウムにメンバーとして参加。オスプレイ普天間配備と辺野古・高江新基地建設に反対する運動についての報告があった。また、駐韓米軍基地の環境問題と済州島海軍基地建設反対運動についての報告があった。

関連機関

　
• 「World Without War」(韓国語)
  反軍事主義者のネットワーク。徴兵拒否運動団体として活動を始め、非暴力プログラムの構築、大量殺傷武器の取引反対、済州島江汀海軍基地建設反対運動に取り込んでいる。
• 「Weapon Zero」(韓国語)
  大量殺傷武器の取引反対や殺傷武器を生産する企業への投資に反対す運動に取り込んでいる。
• 駐韓米軍犯罪根絶運動本部（韓国語）
• War Resisters' International(英語)
• 平和博物館（韓国語）
• 済州島カンジョン海軍基地建設反対運動（英語）

関連基礎文献

• Han Honggu(한홍구) (2003) “대한민국사　한계레신문사（『大韓民国史Ⅰ』）
• Han Honggu(한홍구) (2005) “대한민국사Ⅲ” 한계레신문사（『大韓民国史Ⅲ』）
• Lim Jaeseoung(임재성) (2011) “삼켜야 했던 평화의 언어” 그린비(『平和の言語』)
• イ・ジュビン（이주빈）(2013)『クロムビの歌を聴け』関根郭子訳,かんよう出版
• 済州島四三事件を考える会東京編2010『済州島四・三事件記憶と真実　済州島四・三事件６０年を越えて資料集』新幹社
• 文京洙2008『済州島四・三事件―「島(タムナ)のくにの死と再生の物語」』平凡社