●第14回「顔フォーラム」のご案内
「顔における鼻の位置」
ゲスト:玉置育子(化粧文化論専攻)
日時:2002年11月22日(金) 午後6時30分〜8時30分
場所:アジアボランティアセンター(AVC)
〒530−0013 大阪市北区茶屋町2−30 大阪聖パウロ教会4階
(地図)http://www4.justnet.ne.jp/~daebin/map.files/map.gif
7月以来ご無沙汰しておりますが、みなさまお変わりございませんか。この夏の猛暑に
たたられ、この会の開催がのびのびになり、ご心配をおかけしましたが、第14回「顔フ
ォーラム」を玉置育子さんをゲストにして、次のようにひらきたいとおもいます。
玉置さんは、日本顔学会の当初からの中心メンバーで、早くから一貫して化粧文化論に
取り組んでこられています。とくに、近年の眉の化粧の研究は新聞のコラムでも評価され
ています。しかし、今回は玉置さんの最近の関心である鼻についてお話しいただきます。
「顔における鼻の位置」というと、真ん中に決まっているじゃないかといわれるかもしれ
ませんが、もちろん顔という文化的表象のなかでの位置のことです。「クレオパトラの鼻が
もし低かったら大地の全表面が変わっていただろう」といったのは確かフランスの哲学者
パスカルですが、西洋では美人の鼻の形は歴史の偶然性にも関わるようです。日本人にと
ってはどうでしょうか。この機会に、玉置さんと一緒に鼻についてつくづく考えてみまし
ょう。聞き役は写真家の福永幸治さんにお願いしております。
●第13回「顔フォーラム」のご案内
「化粧の日本歴史―男子の化粧を中心に」
ゲスト:村澤博人(化粧文化学者・ポーラ文化研究所主席研究員)
日時:2002年7月27日(土) 午後5時〜7時
場所:アジアボランティアセンター(AVC) ※下記地図参照
〒530−0013 大阪市北区茶屋町2−30 大阪聖パウロ教会4階
W杯の余熱がまだのこっていますが、みなさまお元気ですか。終わってみると選手たちが一番クール
だったように思えるのですが、どうでしょう。なにしろかれらにとってW杯がすべてではないのですか
ら。
顔との関連でいえば、1990年代のJリーグの発足は日本人の茶髪の流行にいわゆる「決定力」が
ありました。禁欲的な野球とはちがって、サッカーははじめからビジュアル系で、日本人のとくに男子
のファッションに大きな影響をあたえました。
さて、第13回『顔フォーラム』は、ポーラ文化研究所でながらく化粧文化の研究をリードしてこら
れた村澤博人さんをゲストにして、とくに男子の化粧を中心に日本人の化粧の歴史をかんがえます。中
世には身分の高い人は男性も化粧をしたようです。最近また若い男性の間で眉の手入れなど一種の化粧
が流行しているようです。流行にまったく新しいものはないとファッションの世界ではいわれますが、
これはどんな回帰なのでしょうか。
日本人の顔の変化にずっと目くばりしてこられた村澤さんから、今回は古くて新しい化粧の問題につ
いてたっぷりお話が聞けるはずです。ナビゲーターは塩根春華さん(きょうとNPOセンター)におねが
いしています。
会費は無料ですが、会場は40人でいっぱいです。ご参加ご希望の方は、下記に必ずお申し込みください(不在でもご連絡先を残してくだされば、こちらからご返事いたします)。
今回は近くの毎日放送で簡単な懇親会を開きます。そちらへもどうかご参加ください。
●第12回「顔フォーラム」のご案内
「メークでパワーアップする」
ゲスト:タミー木村(タミーのおしゃれ工房主宰)
日時:2002年6月22日(土) 午後5時〜7時
場所:アジアボランティアセンター(AVC)
〒530−0013 大阪市北区茶屋町2−30 大阪聖パウロ教会4階
(地図)http://www4.justnet.ne.jp/~daebin/map.files/map.gif
梅雨の前触れのような天気が続きますが、みなさまおかわりありませんか。
「顔フォーラム」第12回は、メークアップ・アーティストとしてご活躍される一方で、
高齢者の施設で化粧セッションを開いたりして、メイクが人の心と行動に及ぼす効果や
影響を研究していらっしゃるタミー木村さんをお迎えして、デモンストレーション・トーク
を行います。
「人は何のために化粧をするか」については、さまざまな答えがあります。しかし、
化粧が人の心に大きな影響を与えることは、電車の中で若い女性たちがメークに熱中して
いる様子を見ても、間違いないでしょう。長いこと人間をやっていると、心の中にいろいろ
たまってきます。「たまったものは、やはり、出さなければいけませんね」と、ある女性は
メールで言ってきていますが、化粧で自分自身をいかにしてすっきりできるのか、男性として
も知っておきたいところです。今回は、中高年のためのパワーアップ化粧を提案しておられる
タミー木村さんから、そのあたりの可能性についてお話をうかがいたいと思います。なお、
モデルは児玉園子さん、一色ゆう子さんのご姉妹にお願いする予定です。お友だちもお誘いの
うえ、ぜひご参加ください。
会費は無料ですが、会場は40人でいっぱいです。ご参加ご希望の方は、下記に必ずお
申し込みください(不在でも、ご連絡先を残してくだされば、こちらからご返事いたしま
す)。
今回も近くで簡単な懇親会を開きます。そちらへもどうかご参加ください。
●第11回「顔フォーラム」のご案内
「日韓顔事情」
ゲスト:大坊郁夫(社会心理学者・大阪大学人間科学部教授)
日時:2002年4月27日(土) 午後5時〜7時
場所:アジアボランティアセンター(AVC) ※下記地図参照
〒530−0013 大阪市北区茶屋町2−30 大阪聖パウロ教会4階
(地図)http://www4.justnet.ne.jp/~daebin/map.files/map.gif
今年は桜がもう見頃になりました。時代とともに季節の変化まで早くなっているようで
すが、みなさまお元気ですか。
さて、都心のあちこちで、いよいよサッカーのワールドカップまであと「60何日」と
いう予告が目につくようになりました。不景気のせいか、いまひとつ盛り上がっていない
ような気がするのですが、なんといってもワールドカップです。しかも、日本と韓国との
共同開催で、隣国との交流をすすめる絶好の機会です。みんぱくでも現在、韓国人の暮ら
しぶりを紹介する特別展「2002年ソウルスタイル」が開催中です。
で、顔はどうでしょうか。日本人と韓国人は互いの顔をちゃんと読むことができるので
しょうか。日本列島には古来、北からも南からも人々がやってきて住みついたために、日
本人の顔はけっこう多様です。しかしまた、顔つきや表情は、単に形質的な遺伝によるだ
けではなく、社会や文化のありようによっても変わります。
今回は韓国人と日本人の顔の比較研究をおこなっておられる対人・社会心理学がご専門
の大坊郁夫さんに、そのあたりの事情をお話しいただきます。韓国の人もお招きする予定
です。隣国を顔から理解するためにも、お友だちもお誘いのうえ、ぜひご参加ください。
会費は無料ですが、会場は40人でいっぱいです。ご参加ご希望の方は、下記に必ずお
申し込みください(不在でも、ご連絡先を残してくだされば、こちらからご返事いたしま
す)。
今回も近くで簡単な懇親会を開きます。そちらへもどうかご参加ください。