
Thesis
Writing Up Seminar (South Asia)
このゼミ・研究会は博士論文あるいはそれに類する論文執筆を様々な段階において支援するものです。原則として、南アジアを専門とする学生・研究者がリサーチ・プロポーザル、学位論文の構想および一部を報告します。継続を原則に、京大に限らす、院生ならどなたでも参加できます。
メンバー:田中雅一(世話人)・足立明・
石坂 晋哉 ・岩谷彩子・上羽陽子・内山正太・加瀬沢雅人・金谷美和・菅野 美佐子・木下彰子・近藤高史・櫻井
杏子・七五三 泰輔・田口 陽子・橘健一・田中裕士・田辺明生・中井潤子・中島岳志・中谷純江・橋本章・藤倉達郎・舟橋 健 太・松尾 瑞穂・松川恭子・南出和余・宮本万里:・矢嶋美香子・山崎 浩平・山本 達也
1998年度 1999年度 2000年度
2001年度 2002年度 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度
1998年度
- 第1回 6月8日(月) 常田夕美子 構想発表
- 第2回 7月13日(月) 池亀彩 リサーチ・プロポーザル
夏休み
- 第3回 12月8日(火) 小牧幸代 構想発表
- 第4回 12月15日(火)中谷純江 構想発表Caste, Class and Gender: Power in Everyday Life in a Village of
Rajasthan.
- 第5回 1月19日(火)中谷純江 第3章 Agrarian Relations in a Rajasthan Village
1999年度
- 第6回 4月6日(火)小牧幸代 『ザート=ビラダーリ・システムとステイタス・モビリティーー北インド・ムスリム社会における「イスラーム化」の一側面』ゲスト・コメンテータとして東長さん、子島さんに来ていただきました。
- 第7回 4月20日(火)池亀彩 予備調査報告
- 第8回 5月18日(火)中谷純江 第四章「再生産の場におけるポリティクス」
- 第9回 5月25日(火)池亀彩 リサーチ・プロポーザル「ヴァーストゥ・シャーストラについて」
- 第10回 6月6日(火)全員 調査方法をめぐって
- 第11回 6月20日(火)金谷美和 博士論文構想発表
『インド職能カーストの文化人類学的研究--gifts, commodities, and
handicrafts』Chap.2.
- 第12回 6月29日(火)常田夕美子 博士論文一部報告
- 第13回 7月6日(火)岩谷彩子 リサーチ・プロポーザル
夏休み
- 第14回9月21日(火)金谷美和・中谷純江 学会報告予行演習
- 第15回10月5日(火)中谷岳志 R・B・ボースと近代日本
- 第16回10月12日(火)椿谷友希 ディアスポラ空間の形成と変容ーー神戸のインド人コミュニティ
- 第17回10月26日(火)岩谷彩子 「宗教をもたない民」の行方ーー「ジプシー」のペンテコステ派キリスト教への改宗をめぐって
- 第18回11月2日(火)牛田敦子 予備調査報告
- 第19回11月30日(火)小牧幸代
2000年度
- 第20回4月12日(水)15:00〜 小牧幸代 報告
- 第21回5月17日(水)10:30〜 石井美保 調査報告
- 第22回5月29日(月)15:30〜 池亀彩 調査報告
- 第23回10月18日(水)10:30〜 岩谷彩子調査報告
「こぼれ出る夢・反復する夢―南インドの半定住民の事例より」
- 第24回11月27日(月)14:00〜 修士論文報告 中島・加瀬沢
- 第25回2月25日(木)13:00〜 金谷美和 序論〜第2章
2001年度
- 第26回6月8日(金)13:30〜 金谷美和 序論他
- 第27回7月25日(水)1530〜 橘健一
「未開の民とネパール農民とのあいだ」
- 第28回10月26(金)1330-1730『現代南アジア』原稿合評会、田辺「ポストモダンの課題と南アジア」、中谷「環境変化とジェンダー」、小牧「インドの宗教」
- 第29回12月14日(金)1400- 修論構想報告会
中井昌子「近代インド社会における衛生実践の変容−衛生雑貨をめぐって」
宮元万里 「ブータンにおけるネーション形成」
- 第30回1月18日(金)1300- 岩谷彩子
「「夢」の語りとその不発がもたらすもの:南インドの半定住民
ヴァギリの事例より」
以下は岩谷さんからのメッセージ「内容は、1年半のインド、タミル・ナードゥ州での調査をふまえ、民族誌的に等閑視されてきたヴァギリの実体を明らかにするとともに、彼らを取り巻く社会の変化と、彼らのアイデンティティの持続のあり方を、彼らの夢の語りからあぶりだそうとするものです。特に新興のペンテコステ派キリスト教と、大衆ヒンドゥー文化との接触、そして政府の後進階級政策が、1960年代以降彼らの社会に新しい波として到来し始めました。それとともに、従来より彼らの信仰を支えていたリネッジ神と彼らとの関係が、変わり始めています。この変化を、彼らは「神の夢を語る」という行為において、いかに受け止め、さらにその行為そのものが彼らの信仰を変容させているのか。これらの点について発表したいと思いますので、調査、考察が足りない点を、どうぞ皆さま、ビシバシ批判かつご指導くださいますように、よろしくお願いいたします。」
2002年度
- 第31回4月5日(金)1430- 中谷純江
労働力とセクシュアリティの経済性(博論の第4章)
水にせよ、姉妹交換婚の駆け引きにせよ、この社会の異常な近視眼的行為をいかに理論化するのか、期待したい論文です。
- 第32回7月30日(火)1400- 中島岳志「ヒンドゥーナショナリズム論の射程」
- 第33回9月17日(火)1400- 池亀彩・宮本万里 学会報告の予行演習
- 第34回9月27日(金)1400- 菅野
美佐 研究計画「参加型開発における女性の意識変化の過程について 北インド農村社会を事例として」
- 第35回10月22日(火)1400- 小牧「北インド・ムスリム社会のザート=ビラダーダリー・システム 「同胞」の序列化と差異化をめぐって」
- 第36回11月12日(火)1530- 池亀 「王になること・ジェントルマンになること:教育・スポーツ・クラブ文化」Royalとはなにか、ということについえ考えさせられました。
- 第37回11月26日(火)1400- 七五三「現代バングラデシュにおける開発現象と再イスラーム化」
- 第38回12月10日(火)1400- 舟橋「現代インドにおける被差別民と暴力 社会変化と差別形態の変容」
- 第39回12月17日(火)1400- 中島
「サバルタン的公共性とナショナリズム スラム街におけるセワー・バーラティの活動をめぐって」
冬休み
- 第40回1月14日(火)1400- 小牧『北インド・ムスリム社会におけるサイヤドの人類学的研究 非サイヤドとの社会的・儀礼的な関係を通して』(全体)
- 第41回1月21日(火)1400- 中島「演出とパフォーマンスのポリティクス ヒンドゥー・ナショナリズム運動における政治集会のダイナミズム」
- 第42回1月28日(火)1400- 岩谷「序論」夢研究をめぐって
·
第43回3月4日(火)1400- 宮本万里「ブータンにおける労働徴集制度とその歴史的変遷 ブータン的開発の裏側にあるもの」
2003年度
- 第44回4月14日(月)中谷純江
- 第45回5月12日(月)岩谷彩子
- 第46回5月26日(月)石坂 晋哉
- 第47回6月9日(月)加瀬沢雅人
- 第48回6月23日(月)南出和余
- 第49回6月30日(月)松川恭子
- 第50回7月14日(月)松尾瑞穂
- 第51回7月22日(月)金谷美和
- 第52回10月27日(月)橘健一
- 第53回12月2日(火)山本達也 修論構想
- 第54回12月8日(月)中島岳志
冬休み
- 第55回2月17日(月)岩谷彩子
·
第56回2月25日(火)松川恭子
2004年度
- 第57回4月12日(月)宮本
- 第58回5月10日(月)石川
- 第59回5月17日(月)松川
- 第60回5月24日(月)岩谷
- 第61回6月14日(月)松川
- 第62回6月28日(月)金谷
- 第63回7月5日(月)中井
- 第64回7月12日(月)加瀬沢
夏休み
- 第65回11月22日(月)田口陽子
- 第66回12月15日(月)山本達也
- 第67回1月12日(水)菅野美佐
- 第68回2月22日(火)南出和余
·
第69回3月9日(水)内山・加瀬沢
春休み
2005年度
- 第70回4月11日(月)松川恭子
- 第71回4月25日(月)南出和余
- 第72回5月9日(月)菅野美佐
- 第73回6月13日(月)田中裕士
- 第74回6月27日(月)石坂 晋哉
- 第75回7月11日(月)松川恭子
- 第76回7月19日(月)加瀬沢雅人
- 第77回10月24日(月)南出和余
- 第78回10月31日(月)松川恭子
- 第79回11月14日(月)
近藤高志 博論3章「パキスタン人民党の結成とその背景」
松尾瑞穂 Marriage and the Politics of Love; How Love
and Intimacy could be in case of Infertility in Rural India
- 第80回11月28日(月)菅野美佐
- 第81回12月12日(月)内山 修論「スピティ地方における家社会と僧院ーインドヒマラヤ・スピティ地方キッバル村の事例を通じて」、木下 博論予備論「インド・ポスター宗教画とその変容」
- 第82回1月23日(月)加瀬沢雅人、山崎浩平
2006年度
- 第83回4月24日(月)石坂晋哉、中井潤子
- 第84回5月15日(月)舟橋健太、山崎浩平
- 第85回5月29日(月)松尾瑞穂、南出和余
- 第86回6月26日(月)菅野美佐子、松尾瑞穂
- 第87回7月24日(月)近藤高史、宮本万里
- 第88回11月20日(月)七五三恭輔、宮本万里
- 第89回12月18日(月)石坂晋哉、七五三恭輔
- 第90回2月6日(月)菅野美佐、矢嶋美香子
- 第91回3月2日(金)近藤高史、田中鉄也、木下彰子
2007年度
- 第92回4月16日(月)七五三泰輔、石坂晋哉
- 第93回5月14日(月)七五三泰輔、近藤高史
- 第94回7月20日(金)松尾瑞穂
- 第95回10月1日(月)宮本万里、石坂晋哉
- 第96回12月14日(金)小原優貴、榎木美樹
- 第97回1月17日(木)加瀬澤雅人、石坂晋哉
- 第98回2月6日(水)南出和余、七五三泰輔
- 第99回3月28日(金)中村沙絵「スリランカの老人ホームと近隣社会―積徳・慈善・福祉としてのケア」
石坂晋哉「現代インドのガーンディー主義と環境運動―スンダルラール・バフグナーの思想と実践を中心に」
菅野美佐子「参加型開発を通した女性の自己変容過程に関する人類学的研−北インド農村社会を事例として」
榎本美樹「亡命チベット人の国民統合−インドにおける中央チベット行政府の取り組みをめぐって」
中谷純江「『伝統的』言説とその戦略的利用−インド・ラージャスターン農村の民族誌」
2008年度
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