> 「女性・戦争・人権」学会2002年秋期シンポジウム
『ハーグ判決から戦争の時代を再考する』
●日時 11月3日(日)午後1時半より5時半まで
●場所 早稲田大学「国際教育センター二階会議室」司会 志水紀代子さん
●パネリスト「グローバル化の時代の〈神の国〉」 高橋哲哉さん
「戦争のグローバル化とハーグ判決」 中原道子さん
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2001年9・11から1年経過しました。アメリカは自分に従わない国を「テ
ロリスト国家」「悪の枢軸」と名指し、戦争の継続を叫び続けており、またイスラエ
ル によるパレスティナ自治区への攻撃は終わることなく続いています。このような戦
争 の時代にわたしたちは何をなしうるのか、私たちは画期的な「女性国際戦犯法廷」 ハーグ判決を、こうした状況に抗する契機となしうるのか、議論を重ねる必要があ
り ます。お二人のパネリストに大いに論じていただき、意見を交換する時を持ちたい
と 思います。
>★ 靖国神社か「国立追悼施設」か、が問題なのではない。追悼対象に「敵国人」
や外国人を含めるかどうか、だけが問題なのでもない。戦争放棄を定めた平和憲法を
遵守し、自国民であれ外国人であれ一切の戦死者を出さないこと、そして「国のため
に死ぬ」ことを讃える国家宗教的構造から脱却することこそ肝要ではないか」
(高橋・西日本新聞掲載記事より)
★ 女性戦犯法廷の実践は過去のことについてだけ問題にしているのではなく、ま
さに今現在おこりつつあることを問題にしているのだということです。・・・例えば
家庭内暴力とか労働の問題とかセクシャルハラスメントの問題など、女性に対する犯
罪は決して許さない、犯罪は処罰するべきだというメッセージは、女性に対する暴力
を不処罰にしてきたその連鎖を断ち切るのだという非常に明確なメッセージだったと
思 います。 (中原・『情況』の対談での発言)
参加費 500円
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問い合わせ先 中原(03−3337−8462)
[事務局]〒577-0818 東大阪市小若江3丁目4番1号 近畿大学文芸学
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