■構成 全4巻
山室信一、岡田暁生、小関隆、藤原辰史 編

第一次世界大戦は、世界の一体化を推し進め、社会のすべてを動員しようとし、人びとの精神のありようを根底から変えてしまった、史上初の「世界戦争」だった。勃発から100年──現代の幕開けを告げる出来事としての第一次世界大戦を「世界性」「総体性」「感性」「持続性」という四つの新たな視点から問い直す、日本初の本格的論集。


■ 編集にあたって
第一次世界大戦はヨーロッパ内戦でもなければ、第二次世界大戦への前哨戦でもない。それは人類史上最初の世界を巻き込んだ戦争であり、社会のすべてを動員せんとした戦争であり、人の精神のありようを根底から変えてしまった戦争でもあった。そして21世紀に至って、私たちは様々な位相において、第一次世界大戦が残した負の遺産に呪縛され続けている。このシリーズは、現代世界の幕開けを告げる出来事としての第一次世界大戦を、「世界性」「総体性」「感性」「持続性」という 四つの視点から、勃発より100年後の今日、改めて問い直そうとするものである。
2013年12月 編集委員一同

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