Brochures

CHANTS révolutionnnaires 『革命歌』。タイトルどおりの革命歌集である。「インターナショナル」、「ワルシャワ労働歌」などの歌詞を収録している。発行はJit Le Cœurという書店兼出版社。
CHANTS révolutionnnaires


CENSIER LIBRE les témoignages sur la répression 『弾圧にかんする証言』。フランス全学連UNEFの救対部のような組織と思われるCommission Témoignages et Assistance juridique(証言収集・法的支援委員会)が作成したレポート。弁護士、医者、社会学者などからなるグループが、68年5月3日から26日までの治安警察の行動にかんする詳細な証言を、街頭で目撃した人たちから集めている。6月4日に記者会見を行って公表されたらしい。
CENSIER LIBRE les témoignages
sur la
répression


CONSIDERATION INTEMPESTIVES 『反時代的考察』。同名のニーチェの著作から取られたタイトルであろう。しかし中身は、ストラスブールの「階級闘争」という名前のグループが68年6月に発表した「政治経済学を乗り越える10のテーゼ」である。文字通り10個のテーゼが書かれているだけで、発行主体や発表の経緯についての解説はまったくない。第1テーゼの冒頭には「政治経済学の発展は、世界がその総体とすべての面について自らに与える形式と内容である」とある。
CONSIDERATION INTEMPESTIVES


DE LA MISERE EN MILIEU ETUDIANT 通称『学生生活の貧困』として知られる、1966年に初版が発行された非常に有名なパンフレット。「68年5月」を準備したとも言われる。正式名称は「経済的、政治的、心理学的、性的、とりわけ知的な面から考察された学生生活の貧困と、それを改善するためのいくつかの方法について」。初版はストラスブールで発行されたが、各地で海賊出版され(初版で推奨されている)、合計数万部が「5月」の過程で刊行された。本サイトに収録されているのは第2版(1967年)。著者は「シチュアショニスト・インターナショナルのメンバーおよびストラスブールの学生」となっているが、実際の執筆はパリのシチュアショニスト、ムスタファ・ハヤティであると伝えられる。シチュアショニスト・インターナショナルに影響を受けたストラスブールの学生が、UNEF解散を公約に掲げて同ストラスブール支部の選挙に立候補して当選、その結果、支部の資金を使ってこのパンフレットが作成された。全文はインターネットでも読める。日本語で読める丁寧な解説としては、こちらを参照されたい。
DE LA MISERE EN MILIEU ETUDIANT


MANIFESTE DE LA FER 本サイトのjournaux欄に掲載されているrévoltes紙の発行母体、「革命的学生連盟」FERが68年4月に開いた結成大会で採択したマニフェスト。1100人の学生メンバーの代表として200人の代議員が採択した、とある。
MANIFESTE DE LA FER