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京都大学にはさまざまな部局に文化人類学者が所属しています。東南アジア研究センター、人文科学研究所、大学院アジア・アフリカ地域研究科、大学院人文科学研究科(文学部)、総合人間学部など。文化人類学を看板にして、大学院教育を行っているのは大学院人間・環境学研究科です。1993年度に文化人類学講座は協力講座として設置され、文化人類学分野と比較文化分野という二つの分野から成ります。文化人類学講座・文化人類学分野は、米山俊直・福井勝義・菅原和孝(総合人間学部)、谷泰と私(人文科学研究所)の5名が担当することになりました。その後米山・谷両氏が退職され、現在は残りの3名で担当しています。この講座は担当教員が総合人間学部など別の部局に属しますから協力講座といいます。これに対して大学院に属する教員の講座は基幹講座といいます。協力講座ですが、実質的には大学院入試を準備し、学位審査まで関与するわけで、教育については基幹講座と同等の役割を果たさなければ成りません(と、私は理解しています)。学生が少なかった初めの3年間は合同でゼミを行っていましたが、1996年度から個別にゼミを開いています。そして合同ゼミは修士論文の構想発表などに限って年に3回開くことになりました。また2001年度からは博士論文執筆ゼミを年に2回の予定で始めました。2006年度より私は月に一度菅原研究室と合同ゼミを行っています。2003年度より改組で山田孝子教授が加わり4名で文化人類学分野を担当することになりました。改組によって、大学院はおおきく3つの専攻に分かれました。そのうちのひとつが共生文明論 専攻で、いくつかの大講座から成っています。文化人類学(分野)はそうした講座のひとつ、地域・文化環境論講座に属します。文化人類学分野には福井、菅原、山田、田中がい ます。講義は文化行為論2と文化人類学演習2を前期のみ担当しています。2005年度からは松村圭一郎氏が助手として就任しました。なお、2007年3月末日福井勝義教授は退職しました。2007年度より、指導は主指導教員1名と副指導教員2名の複数指導教員体制となりました。


 

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