京都大学人文科学研究所

保存記録
中国社会経済制度の再定位

共同研究:班員公募班(B班)

中国社会経済制度の再定位班長:村上 衛

 本研究班は、社会・経済を規定している慣習・常識・規範・秩序・行動パターンといったものを「制度」とみなし、中国の制度の特殊性と普遍性を解明することを目的とする。

 申請者はこれまで、中国近現代史の実証研究に基づき、「近現代中国における社会経済制度の再編」班(2012~2015年度)、「転換期中国における社会経済制度」班(2016年~2019年度)、「近現代中国の制度とモデル」班(2020~2023年度)という3つの研究班を主催し、中国において歴史的に生成してきた社会・経済制度を研究してきた。

 しかし、そこで検討されてきた中国の制度が中国独自のものなのか、それとも他地域と共通するものであるのかを十分に明らかにすることができなかった。 そこで本研究班では、日本・西欧以外の地域の制度と中国の制度を比較し、中国の制度を世界諸地域の制度の中に位置づけ、その特殊性と普遍性を解明していきたい。

研究期間:2024年4月 ~ 2027年3月

班員(所内)

村上 衛[班長]
石川 禎浩
呉 孟晋
小堀 聡
楊 奎松(招へい外国人学者)
平岡 隆二
古松 崇志
瞿 艶丹(非常勤研究員)

2024年08月01日 更新

To Top