船山 徹 教授 – Professor FUNAYAMA, Toru

船山 徹 教授 – Professor FUNAYAMA, Toru

インド・中国における仏教の学術と実践

インドと中国で大乗仏教が様々な方向に新展開をはじめる西暦５～９世紀頃を目安として，学術面と実践面の双方から仏教史をみる。具体的には，学的伝統の基盤としての学術的文献とくに注釈文献の作成と継承，実践基礎としての戒律の問題を考察の柱として，インドにおける学派の形成や中国における疑経の成立など関連諸事項もあわせて検討する。