公開合評会 伝記から読む科学者の実践
——伊藤憲二『励起——仁科芳雄と日本の現代物理学』
2025年7月19日(土)15時より、「公開合評会 伝記から読む科学者の実践——伊藤憲二『励起——仁科芳雄と日本の現代物理学』」が開催されます。
趣旨:
本合評会は、伊藤憲二『励起——仁科芳雄と日本の現代物理学』(みすず書房、2023年)をどのような切り口から読めばよいのか、科学技術の人文学研究者が議論し、一般向けに公開するものです。『励起』は、上下1200ページにおよぶ著作であり、すべてを読み通すのは簡単ではありません。本合評会では、この分厚い著作の読みどころについて考えます。本書は仁科芳雄の誕生から亡くなるまでを丹念にたどった著作ですが、明確な歴史叙述の意図をもって書かれており、そこには日本の近代科学史を塗りかえる新たな歴史像が提示されています。ここで提示されている科学とは、どのようなものなのでしょうか。本書は、これからの伝記の書き方、科学の見方に、どのような視点を提示しているのでしょうか。著者、評者、参加者の皆さんと検討したいと思います。
日時:
2025年7月19日(土)15時〜17時頃
プログラム:
司会: | 岡澤康浩(京都大学人文科学研究所)・河村賢(大阪経済大学国際共創学部) |
主旨説明: | 瀬戸口明久 |
コメント: |
喜多千草(京都大学大学院文学研究科) 小長谷大介(龍谷大学経営学部) 瀬戸口明久(京都大学人文科学研究所) |
リプライ: | 伊藤憲二(京都大学大学院文学研究科) |
総合討論 |
会場:
対面参加は関係者のみ+オンライン(ハイブリッド)
参加方法:
一般の方は以下のURLから登録し、オンライン参加用のZoom URLを取得して下さい(無料)。
定員に達した場合、参加を締め切ることがあります。
『励起』合評会オンライン参加登録フォーム
使用言語:
日本語
主催:
京都大学人文科学研究所「モノ・知識・環境」研究班
お問い合わせ:
瀬戸口明久
e-mail: setoguchi.akihisa.3nkyoto-u.ac.jp
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