人文研アカデミー2025 市民共創セミナー 京大人文研アーカイブズ講座
「「戦争体験」をいかに伝えるか?記憶と記録のこれまでとこれから」
2025年10月26日(日)13時より、京大人文研アーカイブズ講座「「戦争体験」をいかに伝えるか?記憶と記録のこれまでとこれから」が開催されます。
日時
2025年10月26日(日)13時~17時30分
開催趣旨
アジア・太平洋戦争の終結から80年。戦争を体験した世代の高齢化が進み、直接体験を聞く機会は急速に失われている。こうした状況で、私たちは、戦争の記憶を、どのように次の世代に引き継いでいけるのだろうか。現在、全国各地で戦争体験の記録と保存、デジタルアーカイブの構築など多種多様な取り組みが行われているが、単に記録を残すだけでなく、それを次世代が受け取り、現代社会に活かす方法が重要な課題となっている。本講座では、各地の継承の取り組みについての知見を共有し、収集保存した記録をどのように社会に開いていくのか、その方法について話し合う。地域ワークショップや平和教育の素材づくり、市民参加型の聞き取り、博物館の展示など、一方向的な引き継ぎを超えた双方向的な対話の可能性を探る。
プログラム
| 13:00-13:40 |
佐藤明俊(奈良県立図書情報館 戦争体験文庫) 「奈良県立図書情報館と戦争体験文庫のこれまでと現在」 |
| 13:40-14:20 |
新垣瑛士(南城市教育委員会文化課) 「地域史編さん事業と沖縄戦―沖縄県南城市の事例」 |
| 14:20-14:30 | 休憩 |
| 14:30-15:10 |
兼清順子(International Network of Museums for Peace) 「展示を通じた戦争体験の継承をめざして」 |
| 15:10-15:50 |
森谷理紗(京都大学人文科学研究所) 「音とイメージによる戦争体験の想起とアートを通じた歴史継承の試み」 |
| 15:50-16:00 | 休憩 |
| 16:00-17:30 |
コメント・総合議論
コメント:根本雅也(一橋大学大学院社会学研究科) フロアでの総合議論 |
司会:李英美・須永哲思
会場
京都大学人文科学研究所 本館4階大会議室(対面開催)
参加方法
参加を希望される方は、事前申込み不要ですので、直接会場にお越し下さい(無料)
主催
京都大学人文科学研究所
共催
京都大学人文科学研究所附属人文情報学創新センター
お問い合わせ
京都大学人文科学研究所 総務掛
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
TEL:075-753-6902(平日 9:00~17:00)
https://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/
E-mail:zinbun_info
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